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連載 今月の話題
眼疾患と分子遺伝学(1)—緑内障に対する分子生物学的アプローチ
Ocular diseases and molecular genetics : Molecular biological approaches to glaucoma
谷原 秀信
1
,
板谷 正紀
1
Hidenobu Tanihara
1
,
Masanori Hangai
1
1京都大学医学部眼科学教室
pp.747-752
発行日 1996年5月15日
Published Date 1996/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904856
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近年の分子遺伝学的研究の進展に伴い,眼科学もまた多大な影響を受けた。われわれは臨床面からのアプローチとともに基礎研究面からも,緑内障眼における房水流出路再建を重要な研究課題として取り組んでいる。特に最近の遺伝子治療研究の進展を背景にして,われわれが「緑内障の分子レベルでの病態解明と遺伝子治療開発」を目指して現在進めている一連の研究についてのデータも含めて,緑内障に対する分子遺伝学的アプローチについて記載した。
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