特集 眼科診療に役立つ基本データ
15視神経
15-10.米国の急性特発性視神経炎に対する治療トライアルの結果
pp.170
発行日 1995年10月30日
Published Date 1995/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904580
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以上が同トライアルグループからの公式な発表で,プレドニゾロン経口投与は禁忌とし,発症から8日たった時点で,0.5未満の視力であれば,パルス療法を考えてもよいとした。その後同グループに所属していたTrobeら3)が,2年後までに多発性硬化症に移行したものは,パルス群で7.5%,偽薬群で16.7%で有意差を認めた。MRIで脳室周辺にプラークが2個以上見つかるものはパルス療法を行う正当性があるとした。
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