特集 眼科診療に役立つ基本データ
14網膜・硝子体
14-6.特発性黄斑円孔のgrade分類と形成過程
pp.144
発行日 1995年10月30日
Published Date 1995/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904560
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特発性黄斑円孔に関しては,近年,硝子体牽引の関与が明らかになったと同時に切迫黄斑円孔に対する積極的な早期の硝子体手術による牽引の解除がその治療に有効であることが明らかとなった。したがって,眼科医が黄斑円孔に至る前に切迫黄斑円孔としての診断を適切にできるか否かが治療上の鍵となる。黄斑円孔の形成過程については,Gassと岸の解釈は知っておく必要がある。
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