特集 高齢患者の眼科手術
高齢患者の眼科手術
2 硝子体疾患
裂孔原性硝子体出血
伊野田 繁
1
Shigeru Inoda
1
1自治医科大学眼科学教室
pp.90-91
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904035
- 有料閲覧
- 文献概要
●原因裂孔が発見されれば硝子体手術を要せず,光凝固単独またはバックリング手術ですむことが多い。
●初診時に起座位絶対安静と両眼帯装着が裂孔発見に効果的だが,精神症状発現に注意。
●硝子体手術よりバックリング手術のほうが全身的にも手術侵襲が少ない。
●術中高血圧と術前術後の脱水に注意する。
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.