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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(3)
学術展示
内視鏡下鼻涙管チューブ留置術
A new technique using nasal endoscope for silicone intubation of the nasolacrimal drainage system
岡野 昌子
1
,
岡田 正喜
1
,
竺原 由紀
1
,
辻岡 雅典
1
,
坪井 俊児
1
,
真野 富也
1
Yoshiko Okano
1
,
Masaki Okada
1
,
Yuki Jikuhara
1
,
Masanori Tsujioka
1
,
Shunji Tsuboi
1
,
Tomiya Mano
1
1多根記念眼科病院
pp.970-971
発行日 1994年5月15日
Published Date 1994/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903839
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- Abstract 文献概要
緒言 解剖学的な涙道の閉塞に起因する導涙性の流涙(epiphora)は日常診療において多くみられる。導涙路は解剖学的,機能的に眼科と耳鼻科の境界領域である上に視認困離であり繁雑な手技が必要とされていた1)。涙道閉塞症の根本的治療の一つとして鼻涙管にシリコーンチューブを留置する手術が挙げられる2,3)。今回筆者らは内視鏡下にて鼻涙管チューブ留置術を施行し,若干の知見を得たので報告する。
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