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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(1)
学術展示
本態性眼瞼痙攣38症例の屈折異常
Refraction of 38 cases with essential blephalospasm
宮本 智
1
,
中島 裕美
1
,
田辺 由紀夫
1
,
加島 陽二
1
,
石川 弘
1
Satoshi Miyamoto
1
,
Hiromi Nakajima
1
,
Yukio Tanabe
1
,
Youji Kashima
1
,
Hiroshi Ishikawa
1
1日本大学医学部眼科学教室
pp.336-337
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903657
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- Abstract 文献概要
緒言 本態性眼瞼痙攣とは,眼部に明らかな原因を認めずに不随意に眼輪筋の収縮が起こり,瞬目の増加や一時的に開瞼が困難となる疾患であり,患者の苦痛が強くしかも治療に悩まされることが多い1)。その原因はいまだ不明であるが,精神的な要因が強調されすぎ,眼科的要素が軽視されている傾向がある。今回,本態性眼瞼痙攣の症例を検討した結果,遠視や老視が大いに関与していることが推測されたので報告する。
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