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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(1) 1992.11.6-8 東京
学術展示
自律訓練療法を試行したオプソクローヌスの1例
Autogenic training in a case of opsoclonus
井崎 篤子
1
,
柏原 俊博
1
,
下奥 仁
1
,
松永 一郎
2
,
大和田 健夫
2
Atsuko Izaki
1
,
Toshihiro Kashihara
1
,
Masashi Shimo-oku
1
,
Ichiro Matsunaga
2
,
Takeo Owada
2
1兵庫医科大学眼科学教室
2兵庫医科大学臨床心理部
pp.436-437
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901521
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- Abstract 文献概要
緒言 オプソクローヌスは1)両眼性,全方向性,主に共同性,ときに非共同性,2)振幅は数°から十数°,頻度は5Hzから15 Hz,持続は数秒から数十秒の非常に稀な異常眼球運動で,本邦での報告も少ない1,2)。今回,筆者らは本症例の治療として自律訓練を試行したところオプソクローヌスの減弱とともに眼振波形が認められるようになった1例を報告する。眼球運動は,スクレラル・サーチコイル(以下サーチコイル:図1)で記録した。
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