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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(6)1991年10月 広島
学術展示
新しい測定方法による視空間覚の研究
Assessment of spatial vision with a new device
田所 康徳
1
,
大月 洋
1
,
長谷部 聡
1
,
岡野 正樹
1
,
渡辺 聖
1
Yasunori Tadokoro
1
,
Hiroshi Ohtsuki
1
,
Satoshi Hasebe
1
,
Masaki Okano
1
,
Sei Watanabe
1
1岡山大学医学部眼科学教室
pp.1176-1177
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901274
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- Abstract 文献概要
緒言 視空間覚の研究における古典的な方法の1つである「ゆびさし試験」には,視空間覚自体に生じた変化と,眼と手との協調性において生じた変化とを,区別しえないという欠点があった。そこで指示動作を介さずに,視空間覚を直接表現させることを目的として,視覚的にまっすぐ前方と感じる向きに,被験者自身が視標を移動させる方式の検査機器を製作したので報告する(図)。
方法 機器の設計に当たっては,臨床例での測定が可能であることと,筆者の技術力で実際に製作できることとを重視した。
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