Japanese
English
特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(4)1990年10月 広島
学術展示
老人性円板状黄斑変性症の全国疫学調査
Nationalwide epidemiological survey for senile disciform macular degeneration
湯沢 美都子
1
,
久保 奈佳子
2
,
宇山 昌延
3
,
松井 瑞夫
1
,
大野 良之
2
,
柳川 洋
4
Mitsuko Yuzawa
1
,
Nakako Kubo
2
,
Masanobu Uyama
3
,
Mizuo MatSui
1
,
Yoshiyuki Oono
2
,
Hiroshi Yanagawa
4
1日本大学医学部眼科学教室
2名古屋市大公衆衛生学教室
3関西医科大学眼科学教室
4自治医大公衆衛生学教室
pp.852-853
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901189
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
緒言 老人性円板状黄斑変性症は老人の失明の主要原因疾患であり,近年増加傾向が認められる。筆者らは本症の全国年間受療数を推定し,本症の臨床像を明らかにする目的で,全国調査を行ったので,その結果を報告する。
対象および方法 厚生省特定疾患「難病の疫学」調査研究班が従来から採用している方法に従った。すなわち200床以上の一般病院と大学病院計1,063施設の眼科を対象施設とし,第一次調査として1987年4月1日から1年間にこれらの施設を受診した患者についてアンケート調査を行った。第二次調査は第一次調査で回答のあった施設に個人調査票を配布し,回収できた調査票を分析した。
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.