Japanese
English
連載 眼科図譜・290
釘による二重穿孔の早期硝子体手術小児例
Early vitrectomy in a children with double perforated ocular injury by a nail
三浦 元也
1
,
三宅 養三
2
,
奥田 伸利
2
Motoya Miura
1
,
Yozo Miyake
2
,
Nobutoshi Okuda
2
1安城更生病院眼科
2名古屋大学眼科
pp.1384-1385
発行日 1990年9月15日
Published Date 1990/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900345
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- Abstract 文献概要
緒言 眼球の穿孔性外傷の予後は,種々の要因により左右され,一概に論ずることはできない。硝子体手術の進歩した現在においても,二重穿孔については,予後不良の症例が多いと考えられる。今回我々は,釘が右上眼瞼より刺入し,眼球を穿孔,上顎洞に到り,早期硝子体手術により良好な経過をとった症例を経験したので報告する。
症例 男児,10歳。
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