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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(5)1989年10月 名古屋
学術展示
視神経萎縮を呈したMetaphyseal Chondrodysplasia Jansen型の1例
A case of Jansen type metaphyseal chondrodysplasia with optic atrophy
藤沢 昇
1
,
海平 淳一
1
,
佐藤 雪雄
2
,
保谷 卓男
2
,
石原 淳
2
,
瀬川 雄三
2
Noboru Fujisawa
1
,
Junichi Umihira
1
,
Yukio Satoh
2
,
Takuo Hoya
2
,
Atsushi Ishihara
2
,
Katsuzo Segawa
2
1北信総合病院眼科
2信州大学医学部眼科
pp.1114-1115
発行日 1990年7月15日
Published Date 1990/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900285
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- Abstract 文献概要
緒言 Metaphyseal Chondrodysplasia (Meta-physeal Dysostosis)は,内軟骨性骨化障害を生じる先天性骨系統疾患で,主に長管骨がおかされる。そのうちもっとも重症型で頭蓋骨障害を合併するJansen型は極めてまれで,1934年Jansen1)が報告して以来世界で約14例の報告をみるに過ぎない。本症の眼科領域での報告は現在までなく,今回視神経管周囲の骨の肥厚に起因すると思われる視神経萎縮の症例を経験したので報告する。
症例 6歳,男子。初診:1988年4月22日。主訴:左眼の視力低下。家族歴:血族結婚なく,特記すべきことはない。
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