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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(5)1989年10月 名古屋
学術展示
菌血症に合併した網膜壊死の1例
A case of acute retinal necrosis as complication of septicemia
池田 誠宏
1
,
佐藤 圭子
1
Tomohiro Ikeda
1
,
Keiko Sato
1
1大阪市立城北市民病院眼科
pp.1116-1117
発行日 1990年7月15日
Published Date 1990/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900286
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緒言 菌血症に伴う眼内炎は転移性眼内炎と呼ばれ,抗生剤の発達した近年,稀なものとなりつつある。しかし,ひとたび発症すればその進行は急速で,今日でもその視力予後は極めて不良である。今回我々は肝膿瘍に続発した敗血症に網膜壊死を合併し,さらには眼内炎に至った症例を経験したので報告する。
症例 63歳男性。
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