増刊号 6年前の常識は現在の非常識!—AI時代へ向かう今日の眼科医へ
Ⅳ.白内障
多焦点眼内レンズ
荒井 宏幸
1
1みなとみらいアイクリニック
pp.90-95
発行日 2024年10月30日
Published Date 2024/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215329
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ここが変わった!
以前の常識
・多焦点眼内レンズ(IOL)ではハロー,グレアなどの光視現象を起こすため,適応は限定的であった.
・多焦点IOLは眼鏡なしの生活を目標とする手技であった.
・2焦点IOLは加入度数の違いにより使い分けていた.
現在の常識
・ハロー,グレアなどの異常光視現象を起こしにくい焦点深度拡張(EDoF)型レンズもある.
・多焦点IOL手術後でも,必要なら眼鏡をかけるスタイルを目標としてもよい.
・3焦点レンズ,または連続焦点レンズが基本的な選択肢である.
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