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特集 眼内レンズアップデート
多焦点眼内レンズ
Multifocal intraocular lens
柴 琢也
1
Takuya Shiba
1
1東京慈恵会医科大学附属第三病院眼科
pp.24-30
発行日 2016年1月15日
Published Date 2016/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410211672
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はじめに
近年の白内障手術は目覚しい進歩を遂げており,眼内レンズ(intraocular lens:IOL)に関してはさまざまな付加価値を有するプレミアムIOLがもはや標準となりつつある。プレミアムIOLの1つである多焦点IOLは,2005年頃より新世代のモデルが欧米を中心に相次いで開発され,わが国でも2007年より順次使用可能になった。さらに2008年7月には先進医療の承認を受け,現在までに数多くの症例に挿入されている。本稿では,多焦点IOLについて今までの流れから現状および今後について検証する。
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