Japanese
English
臨床ノート
パネル法バージョン4によるトーリック眼内レンズの軸合わせ
Axial adjustment of toric IOLs using the panel method version 4
竹下 哲二
1
,
古島 京佳
1
,
岩崎 留己
1
,
福田 莉香子
1
,
松本 栞音
1
,
蕪 龍大
1
Tetsuji Takeshita
1
1上天草市立上天草総合病院眼科
1Department of Ophthalmology, Kamiamakusa General Hospital
pp.1502-1504
発行日 2023年11月15日
Published Date 2023/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215032
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緒言
トーリック眼内レンズ(以下,T-IOL)の普及が進まない理由の1つとして,サージカルガイダンスシステムが高価なことが挙げられる。上天草市立上天草総合病院眼科(以下,当科)ではT-IOLの軸合わせにパネル法と呼ぶ独自の方法を用いて,デジタルデバイスの発達とともに改良を重ねてきた1,2)。今回バージョン4(以下,ver. 4)といえる改良を行い,サージカルガイダンスシステムがなくても簡単で短時間にT-IOLの軸合わせが可能になったため紹介する。
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