増刊号 この症例このまま診ていて大丈夫? 病診連携にもとづく疾患別眼科診療ガイド
7 網膜硝子体
近視性黄斑症
中尾 紀子
1
,
五十嵐 多恵
1
,
大野 京子
1
1東京医科歯科大学眼科学教室
pp.293-298
発行日 2021年10月30日
Published Date 2021/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214187
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クリニック・病院から紹介/逆紹介するときのポイント
クリニックから病院へ紹介するとき
《成人の場合》
・びまん性萎縮以上の近視性黄斑症が疑われ視力低下を伴う場合.
・黄斑部新生血管の発症を疑う場合.
《小児の場合》
・乳頭周囲びまん性網脈絡膜萎縮を疑う場合.
病院からクリニックへ逆紹介するとき
《成人の場合》
・近視性網脈絡膜萎縮の他に明らかな合併症を認めず,一定期間著変がない場合.
・黄斑部新生血管の治療後,一定期間再発なく経過した場合.
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