増刊号 実戦 メディカル眼科治療アップデート
メディカル眼科治療 各論
Ⅵ 網膜硝子体疾患
近視性黄斑変性
杉山 敦
1
1山梨大学医学部眼科学教室
pp.358-363
発行日 2019年10月30日
Published Date 2019/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213373
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POINT
●近視性黄斑変性のうち,近視性脈絡膜新生血管(mCNV)は早期の診断と治療を要する。
●画像診断,特にOCTやOCTAの進歩によりmCNVの検出が容易となった。
●mCNVに対してラニビズマブとアフリベルセプトの2製剤の抗VEGF薬の硝子体注射が保険適用となっている。
●一般的にmCNVは滲出型加齢黄斑変性よりも治療反応性が良好であり,単回投与+PRN(必要時投与)でコントロールできる症例が多いが,再発も多い。
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