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特集 感染性角膜炎—もうガイドラインだけでは足りない!
真菌性角膜炎—わかってきたピマリシンとボリコナゾールの使い分け方
Fungal keratitis: Proper choice of antifungals:natamycin or voriconazole
戸所 大輔
1
Daisuke Todokoro
1
1群馬大学大学院医学系研究科脳神経病態生後学講座眼科学分野
キーワード:
真菌性角膜炎
,
ピマリシン
,
ボリコナゾール
Keyword:
真菌性角膜炎
,
ピマリシン
,
ボリコナゾール
pp.1412-1416
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213386
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●真菌性角膜炎全国スタディにより,日本の真菌性角膜炎の実態が明らかになった。
●カンジダによる角膜炎に対してはボリコナゾールなどアゾール系抗真菌薬の点眼が有効である。
●糸状菌による角膜炎では,フザリウムに対してはピマリシンが推奨され,フザリウム以外ではボリコナゾール点眼の有効性が期待できる。
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