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特集 感染性角膜炎—もうガイドラインだけでは足りない!
放線菌・非定型抗酸菌による細菌性角膜炎—見逃してはならない非典型例
Bacterial keratitis caused by actinomycetes and non-tuberculous mycobacteria
山口 剛史
1
,
鈴木 崇
2
Takefumi Yamaguchi
1
1東京歯科大学市川総合病院眼科
2東邦大学医療センター大森病院眼科
キーワード:
角膜炎
,
放線菌
,
非定型抗酸菌
,
NTM
Keyword:
角膜炎
,
放線菌
,
非定型抗酸菌
,
NTM
pp.1406-1411
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213385
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●放線菌やNTMによる角膜炎を疑った場合は,微生物学的検査を適切に行う必要がある。
●放線菌による角膜炎は,真菌性角膜炎との鑑別が必要である。
●NTMによる角膜炎は,外傷・屈折矯正術後に起きる。
●NTMによる角膜炎は非典型的な難治性感染で多彩な臨床像を呈するが,多発病巣・顆粒状浸潤がヒントになる。
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