増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
5.ぶどう膜炎・強膜炎・感染症
1)ぶどう膜炎・強膜炎
ぶどう膜炎による続発緑内障への対処法
竹内 大
1
1防衛医科大学校眼科学教室
pp.311-315
発行日 2018年10月30日
Published Date 2018/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212929
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ここが変わった!
以前の常識
●点眼加療はβ阻害薬,炭酸脱水酵素阻害薬が主に用いられていた。
●内科的治療が奏効しない症例に対する緑内障チューブインプラント手術の有効性を示すエビデンスは,症例報告,小規模スタディに限られていた。
現在の常識
●UGに対してもPG関連薬が有効である。
●Rock阻害作用を有する点眼薬の有効性も知られている。
●国外では緑内障チューブインプラント手術の中・長期的な有効性,安全性が多症例での検討で報告されている。
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