増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
3.緑内障
1)検査
緑内障とOCT
齋藤 瞳
1
1公立学校共済組合関東中央病院眼科
pp.133-137
発行日 2018年10月30日
Published Date 2018/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212893
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ここが変わった!
以前の常識
●OCTは黄斑部疾患診断用の機器であり,緑内障分野ではあまり役に立たないと考えられていた。
●緑内障性変化は乳頭形状や乳頭周囲網膜神経線維層変化のみで判断していた。
現在の常識
●TD-OCTからSD-OCTへと進化したことにより,OCTは緑内障診断(特に早期緑内障において)にも必須の補助診断機器と位置づけられている。
●乳頭周囲のみならず,黄斑部の解析も重要と考えられている。
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