Green Club 座談会
初期緑内障の診断と治療
杉山 和久
1
,
齋藤 瞳
2
,
竹本 大輔
3
,
横山 悠
4
1金沢大学医薬保健研究域医学系眼科学教授
2東京大学医学部眼科学教室 講師
3金沢大学医薬保健研究域医学系眼科 助教
4東北大学医学部眼科学教室 助教/東北大学病院 病院講師
pp.17-26
発行日 2021年4月30日
Published Date 2021/4/30
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.61_0017-0026
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緑内障は日本人の中途失明原因の第1位に挙げられる疾患でありながら,自覚症状なく進行するため,早期発見と早期治療が重要であるのは言うまでもない.近年,OCTなど精密機器の普及により前視野緑内障を鋭敏に検出できるようになり,視野にダメージをきたす前の緑内障の早期発見と治療介入が可能となっている.今回は,初期緑内障が疑われる場合の検査,診断や治療の留意点について,若手気鋭の先生方とともに討論を行った.
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