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連載 熱血討論!緑内障道場—診断・治療の一手ご指南・第15回
妊娠中の患者に対する緑内障治療の選択は?
What is the best choice of glaucoma therapy for pregnant women?
馬場 哲也
1
,
溝上 志朗
2
,
廣岡 一行
3
Tetsuya Baba
1
,
Shiro Mizoue
2
,
Kazuyuki Hirooka
3
1白井病院
2愛媛大学医学部眼科学教室
3香川大学医学部眼科学教室
pp.492-497
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212216
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今月の症例
【患者】27歳,女性
【主訴】精査加療希望
【現病歴】1歳時に両眼先天白内障に対して水晶体吸引術を受けた後,小学生以降は眼科への通院が途切れ,中学生時に右眼が見えなくなったが受診しなかった。その後,左眼の視力低下を自覚したため近医を受診し,左眼高眼圧(44mmHg)を指摘された。その後,投薬加療を行ったものの眼圧コントロールが不良のため紹介受診した。
【処方薬】プロスタグランジン関連薬:左眼1回,β遮断薬:左眼2回,炭酸脱水酵素阻害薬:左眼2回
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