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連載 熱血討論!緑内障道場—診断・治療の一手ご指南・第14回
低眼圧で視野障害が進行する患者の診かた
How should we manage a patient progressing at low levels of IOP?
廣岡 一行
1
,
溝上 志朗
2
,
馬場 哲也
3
,
中澤 徹
4
Kazuyuki Hirooka
1
,
Shiro Mizoue
2
,
Tetsuya Baba
3
,
Toru Nakazawa
4
1香川大学医学部眼科学教室
2愛媛大学医学部眼科学教室
3白井病院
4東北大学医学部眼科学教室
pp.309-316
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212182
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今月の症例
【患者】55歳,女性
【現病歴】2010年より両眼の正常眼圧緑内障で近医を通院。無治療時眼圧は15mmHg前後。キサラタン®,ミケランLA®,エイゾプト®,アイファガン®を順次処方され,4剤併用時の眼圧は右眼9〜14mmHg,左眼8〜13mmHgであった(図1)。また,2013年9月からニバジール®,2014年2月からはメマリー®を内服。
【既往歴】特筆すべき事項なし
【持参視野経過】図2,3に示す。
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