増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
3.緑内障
3)治療
緑内障に対するレーザー治療
溝上 志朗
1
1愛媛大学大学院医学系研究科視機能再生学講座
pp.174-177
発行日 2018年10月30日
Published Date 2018/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212900
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ここが変わった!
以前の常識
●選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)は,アルゴンレーザー線維柱帯形成術(ALT)と同様,手術に踏み切る前の最後の手段。
現在の常識
●SLTにより,最大耐容薬剤使用中の患者の手術を回避することは難しい。
●ステロイド緑内障は,手術に踏み切る前にSLTを試みる価値がある。
●点眼アドヒアランスに問題がある患者に対してSLTは有力な選択肢である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月)。
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