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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(6)1988年9月 東京
学術展示
偏心固視と誤診した頭蓋咽頭腫
A case of eccentric fixation masqueraded cranio pharyngioma
八重 康夫
1
,
山本 佐知
1
,
中塚 和夫
1
,
山之内 夘一
1
Yasuo Yae
1
,
Sachi Yamamoto
1
,
Kazuo Nakatsuka
1
,
Uichi Yamanouchi
1
1大分医大眼科
pp.1108-1109
発行日 1989年7月15日
Published Date 1989/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210880
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- Abstract 文献概要
緒言 頭蓋咽頭腫は,小児脳腫瘍の中では神経膠腫,髄芽腫に次いで多く,多彩な眼症状を呈すことで知られている。
今回我々は,強度遠視と偏心固視弱視の診断を下し治療を開始するも,その治療効果に疑問を抱いたことが契機となり頭蓋咽頭腫を発見した。本症例の確定診断がなぜ遅れたかは興味ある内容なのでここに報告する。
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