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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(2)1988年9月 東京
学術展示
緑内障性陥凹所見に影響を及ぼす諸因子—5.糖尿病性網膜症
Contributory factors for glaucomatous disc cupping.5. Diabetic retinopathy
中橋 康治
1
,
鉄本 員章
1
,
伊賀 俊行
1
,
溝上 國義
1
Koji Nakahashi
1
,
Kazuaki Tetsumoto
1
,
Toshiyuki Iga
1
,
Kuniyoshi Mizokami
1
1神戸大学医学部眼科
pp.395-397
発行日 1989年3月15日
Published Date 1989/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210678
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緒言 糖尿病性網膜症と原発性開放隅角緑内障の間に一定の疫学的関係が存在する事はすでに広く知られている1)。このことから,糖尿病性網膜症が原発性開放隅角緑内障における乳頭陥凹形成になんらかの影響をおよぼしている可能性が示唆されるが,その詳細については必ずしも明らかとなっていない。
今回,我々は糖尿病性網膜症患者の乳頭陥凹について臨床的検討を加え,糖尿病性網膜症が緑内障性陥凹所見に及ぼす影響につき考察したので報告する。
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