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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6)
学術展示
上下斜視手術の効果について上下直筋の手術量と手術効果に関する統計学的検討
Quantitation and effects in vertical strabismus surgery
出口 美智子
1
,
横山 連
1
,
川浪 佳代
1
,
上畑 晃司
2
,
枩田 亨二
3
,
田中 尚子
3
Michiko Deguchi
1
,
Tsuranu Yokoyama
1
,
Kayo Kawanami
1
,
Shoji Uehata
2
,
Kyoji Matsuda
3
,
Hisako Tanaka
3
1大阪市立大学眼科
2和泉市立病院
3大阪市立小児保健センター
pp.854-855
発行日 1988年7月15日
Published Date 1988/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210468
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- Abstract 文献概要
緒言 これまで,われわれは水平斜視手術における手術量と手術効果は,原点を通らない直線関係にあることを証明し1,2),その回帰直線から導きだした定量式に基づいて手術を施行し良好な結果を得た3,4).一方,上下斜視手術における上下直筋の手術では,症例ごとの効果のばらつきが大きく,良好な手術結果を得るための定量式に関する報告5,6)は少ない.そこで今回は上下斜視における上下直筋の手術量と手術効果の関係について,水平斜視の場合と同様の観点から統計学的に分析し,術式ごとの手術効果を比較するとともに,定量式を求めることを目的として検討を行った.
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