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統計ノート 効果量(1)
浅井 隆
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
統計
Keyword:
Statistics as Topic
pp.68-75
発行日 2022年1月10日
Published Date 2022/1/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022082542
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検定は有意差の有無を示すが、差の程度は効果量により知る必要がある。身長や血圧などの比較の場合、グループ間の差が"臨床的に意味のある差"があるか否かの判定が可能であるが、心理状態をスコア化した評価項目のようにグループ間の差が"臨床的に意味のある差"があるか否かの判定が困難な場合、コーエンのdなどの効果量を求める。また相関などの関係性の強さはピアソンの積率相関係数rなどの効果量で知ることができる。
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