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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (5)
学術展示
難治性ベーチェット病のシクロスポリン療法—その効果と副作用について
Cyclosporine treatment of the severe patients with Behçet's disease : effects and side effects
高橋 義徳
1
,
小暮 美津子
1
,
若月 福美
1
,
大曽根 倫子
1
,
小黒 祐子
1
,
金井 久美子
1
,
福田 尚子
1
,
蔵並 貴子
1
,
島川 真知子
1
Yoshinori Takahashi
1
,
Mitsuko Kogure
1
,
Yoshimi Wakatsuki
1
,
Tomoko Ohsone
1
,
Yoko Oguro
1
,
Kumiko Kanai
1
,
Shoko Fukuda
1
,
Takako Kuranami
1
,
Machiko Shimakawa
1
1東京女子医科大学
pp.710-711
発行日 1988年6月15日
Published Date 1988/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210432
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- Abstract 文献概要
目的 シクロスポリン(cyclosporine,以下CYA)は真菌の一種であるTrichoderma polysporumの代謝産物で,分子量1202のcyclic peptideである1).免疫抑制作用をもつことから,種々の臓器移植に応用され,良好な成績をあげている2).眼科領域では実験的自己免疫性ぶどう膜炎の発症を完全に阻止した3)ことから難治性のぶどう膜炎の治療に応用されるようになった4).私達は従来の方法では治療の困難な眼底型病変を有するベーチェット病(以下B病)にCYAを用い,その効果と副作用について検討し,新たにいくつかの知見を得た.
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