文庫の窓から
眼科新説 一名銀海金針
中泉 行信
1
,
中泉 行史
1
,
斎藤 仁男
1
1研医会
pp.696-697
発行日 1986年6月15日
Published Date 1986/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209769
- 有料閲覧
- 文献概要
古来,わが国では秘伝書にその伝授書固有の名を採ってその書名としているものは稀ではないが,外来本の部分的翻訳の場合,原本の書名とは別にその部分訳に適した書名を付して独立した一本の様にすることもある.
本書はチットマン(Johann August Tittman,1774-1840)の外科書(Lehrbuch der Chir)のホウト(van der Hout)蘭訳書,眼疾門の邦訳(箕作阮甫未定訳稿)を基に,新たに「眼科新説」一名銀海金針という書名を付けて刊行した.いわばチットマン外科書眼科部門の邦訳書の刊本である.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.