銀海余滴
銀海余滴の中泉先生の日眼総会のゆくえを読んで
神鳥 文雄
1
1鳥取大学医学部眼科
pp.1149
発行日 1964年10月15日
Published Date 1964/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410203043
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41年の日眼総会は多くの方には未知の地である山陰のことなのて,御夫人御同伴で御来会下さるという方が沢山いられる様聞いている。あの文を読まれた方々は旅館がなくては困るから予定を変更しようと思われる方が出ては甚だお気の毒なので,米子の現状を報告しましよう。
米子は人口10万の鄙びた小都ながら,附近の市を合併すると20万に達する商工の盛んな交通の要衝である。京阪地方よりは山陰線(東京発あり),姫路からは因美線や姫新線,岡山からは伯備線(京都発あり),広島よりは芸備,木次線,九州博多からは山陰線で,何れも特急,急行,準急があって汽車の便がよろしい上に,空の旅も発達し東京,大阪,広島より米子空港へ通じている。希望者数次第では,飛行機や汽車をチャーターして学会号を走らせて御便宜をはかりたいと思つている。
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