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特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その4)
学術展示
凍結乾燥硬膜による強膜内ポケット法
Retinal detachment surgery using intrascleral pocket procedure with freeze-dried dura mater
河井 克仁
1
,
鈴木 庸一
1
,
越智 利行
1
,
木下 雅夫
1
,
深道 義尚
1
Katsuhito Kawai
1
,
Youichi Suzuki
1
,
Toshiyuki Ochi
1
,
Masao Kinoshita
1
,
Yoshinao Fukado
1
1昭和大学医学部眼科
pp.642-643
発行日 1985年5月15日
Published Date 1985/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209434
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- Abstract 文献概要
緒言 上斜筋付着部の裂孔による網膜剥離に対し,上斜筋の切腱・scleral infoldingや太いPlombeを置くことは,術後外眼筋の機能不全の発生が考えられる.今回我々は輪部より16mm後方で,11°30'の裂孔による右眼の網膜剥離の2症例を経験した.この2症例に対し,外眼筋機能を確保するために上斜筋および上直筋を切離せず凍結乾燥硬膜Lyodura®を埋没させる強膜内po-cket法を施行し,予後良好な結果を得たのでその術式について報告した.
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