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眼光学学会
蛍光眼底写真用インバージョンビューワーについて
Inversion viewer used to observation fluorescein angiographic film
天野 清範
1
,
千代田 和正
1
,
加藤 尚臣
2
,
長谷川 弘
2
,
田尾 森郎
2
Kiyonori Amano
1
,
Kazumasa Chiyoda
1
,
Naomi Kato
2
,
Hiroshi Hasegawa
2
,
Morio Tao
2
1埼玉医科大学眼科学教室
2日本光学工業株式会社
1Department of Ophthalmology, Saitama Medical School
2Nippon Kogaku C.C.
pp.232-233
発行日 1979年2月15日
Published Date 1979/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410207818
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緒 言
螢光眼底造影法は近年著しく普及し,多くの眼底疾患の診断,治療方針の決定,経過観察などに不可欠の検査法となつている。一般には眼底カメラを通して眼底造影の状態を観察しながら,眼底撮影を行うが,撮影したネガフィルムを観察する際に,これを直接反転投影すると観察はいつそう容易となる。
今回,インバージョンビューワー(Nikon)を改良し,螢光眼底写真用試作機を作り,螢光眼底撮影後の黒白ネガフィルムを投影観察した結果,反転像は約3倍に拡大され,螢光像の観察が極めて良好であり,利用価値が大きいと考えられたので報告する。
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