眼の臨床局所解剖
白内障手術に関連した局所解剖(その1)—球後麻酔と瞬目麻酔
清水 昊幸
1
1自治医科大学
pp.470-471
発行日 1978年3月15日
Published Date 1978/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410207618
- 有料閲覧
- 文献概要
球後麻酔と瞬目麻酔が効果的に行われれば白内障手術の術中合併症はほぼ完全に防止できる。中でも硝子体脱出は,これを完全に効かせればその発生率が1〜2%の水準に低下する。球後,瞬目麻酔にあたつては,第1にその目的をはつきり認識し,第2に外科的局所解剖に精通し,第3に適正な方法で実行し,第4に効果を確認することが必要である。
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.