Japanese
English
臨床講義
野兎病「特に眼症状に就て」
1) About Turalemia, specially its ophthalamic symptoms
梶浦 睦雄
1
,
山口 寅子
1
M. Kajiura
1
,
T. Yamaguchi
1
1福島県立医大眼科教室
1Fukushima Prefecture Medical College
pp.1273-1276
発行日 1956年9月15日
Published Date 1956/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205817
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今迄福島県に特有な風土病の様に考えられて来た野兎病が,実は東主北地方の各県は勿論,今後もつと広い範囲内の発生も考えねばならなくなつたし,又旧来殊に眼科に於ける記載は現在の野兎病の研究から見ると再検討を要する点が尠くないので,我々の症例中から典型的な眼症状を伴う2例をあげて,野兎病の眼症候を御紹介したいと思う。
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