座談会
全身疾患と眼—その全体像把握のために—その3ベーチェット病と眼
清水 保
1
,
福代 良一
2
,
杉浦 清治
3
,
鹿野 信一
1帝京大内科
2金沢大皮膚科
3北大眼科
pp.1196-1206
発行日 1973年10月15日
Published Date 1973/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205022
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鹿野(司会)今日は「全身疾患と眼」シリーズの第3回目にあたる「ベーチェット病と眼」の座談会に,北海道から杉浦先生,金沢から福代先生,そしてまた今度の厚生省研究班の班長である清水先生にお集まりいただいて,Behcet病の全身的考察をしようということですが,われわれの現在持つているこの病気の本態についての考え方,あるいはそれはWahnになり,イリュージョンであるかもしれませんけれども,そういうようなことを皆様から話していただきたいと思います。
まず話のきつかけとなるものとして,厚生省の非常に大きな今度の研究班の班長である清水先生から,もちろんまだ全部はまとまつていないだろうと思うんですが,今年の春の発表の中からちよつとおもしろいなと思つたようなことをお話し願えたらありがたいと思います。
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