座談会
国際眼科学会に出席して—日本眼科の将来を語る
桐沢 長徳
1
,
鹿野 信一
2
,
加藤 謙
3
,
戸塚 清
4
1東北大
2東大
3日大
4関東逓信病院
pp.1047-1055
発行日 1970年8月15日
Published Date 1970/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204354
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はじめに
司会(桐沢)きようはお忙しい先生方にわざわざここまでおいで願つて,ほんとうにありがとうございました。ご承知のように3月にメキシコで国際眼科学会が開かれて,皆さんがご出席になったわけでございますが,その学会の印象談であるとか,あるいはこれからの国際眼科学会に対する日本の行き方であるとか,またご存じのように次々回は日本で開催されることにほぼ決まつたという国際眼科学会というものについて,この機会にいろいろお感じになりましたことを伺わさせていただきたいと思います。
なお私は,ずつと前に本誌に「国際眼科物語」というものを書きました。これは当時国際眼科というものに対する関心が一般に薄かつたので,それを少し刺激する意味で書いたのですが,残念ながら途中で尻切れトンボになりました。この機会に,近くこれを追加させていただきたいと思つております。
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