第22回臨眼グループディスカッション
網膜と視路の電気現象
pp.847-851
発行日 1969年6月15日
Published Date 1969/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204105
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ERGのArtifact
○田村 修・三河隆子・長山厚生(徳島大)
光刺激後約50msecのところに現われるERGのar—tifactについて報告した.このartifactは日本光電製のMSP−2Rを用いた時に現われ,その原因を追求すると発光管のtrigger用relayが切れる時に一致することがわかり,このrelayとpuls transformerのために発生するものと思われる。その防止策として,この回路にsilicone diodeを4個入れればartifactは非常に小さくなるが,理想的には発光管を入力から遠く離し,光をglass fiberで導くのがよいと述べた。
杉町 condensorを用いても同じようなartifactを消すことができる。
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