第22回臨眼グループディスカッション
遺伝性眼疾患 特に網膜色素変性(第6回)
pp.853-856
発行日 1969年6月15日
Published Date 1969/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204106
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Coekayne症候群の1剖検例
土方 文生(秋田中央病院)
早川 宏道(由利総合病院)
清宮輝夫・武井洋一(東北大)
広岡 豊・大野 忠・石館卓三(秋田中央病院)
先に報告した本症3例の中1例が死亡したので剖検,次のごとき所見を得た。
臨床的には,内斜した眼位,斜視,老人様顔貌,小頭,知能障害,網膜色素変性(塩胡椒散布状),視束萎縮,皮膚の日光過敏,全身の早老様症状,侏儒,腎変化などを認めた。
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