境界領域対談
小児の眼疾患
浅野 秀二
1
,
植村 恭夫
2
1国立小児病院
2国立小児病院眼科
pp.973-982
発行日 1967年8月15日
Published Date 1967/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410203712
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植村きようは子供の眼疾患というものを中心といたしまして,小児科の浅野先生においでいただき,いわゆる境界領域と申しますか,小児科医と眼科医のそれぞれに関連する問題についてお話を伺いたいと思います。
小児眼科自体が,一昨年国立小児病院および大阪小児保健センターというものが生まれましてから,日本でなかば系統化されようという態勢になつてきたのでございますけれども,実際のおとなの病気に比べて,いままで眼科自体でも小児の眼疾患というのは,あまり重点が置かれなかつたと思います。もつとも子供の検査自体が非常にめんどうくさいという点もあるんでしようけれども,あまりかえりみられていなかつたというのが現状であると思います。
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