Japanese
English
臨床実験
流行性角結膜炎に対するABOBの試用経験(予報)
Clinical use of ABOB on epidemic keratoconjunctivitis
高久 功
1
,
阿部 信博
1
,
町田 晶子
1
,
大森 恂子
1
Isao Takaku
1
,
Nobuhiro Abe
1
,
Akiko Machida
1
,
Junko Omori
1
1東北大学医学部眼科学教室
1Dept. of Ophthalmology, Tohoku University, School of Medicine.
pp.787-790
発行日 1963年6月15日
Published Date 1963/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202747
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I.緒言
1939年Schneiderにより,初めて命名された流行性角結膜炎は,極めて伝染性の強い疾患であり,近年著しく蔓延している。
病源体に関しては,1955年Jawetzにより,Adenovirus 8型が分離され,更に1959年日眼総会の宿題報告に於いても,杉浦2),三井3),大石4)等により結論づけられたが,その治療に関しては他のウィルス性疾患と同様,これと云つた特異的療法のないまま,種々の薬剤が試みられて来た。
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