臨床実験
血圧降下剤と網膜中心動脈圧—エガリン(ローオルフイア,セルペンチナ製剤)
小島 克
1
,
服部 知己
1
,
後藤 卓爾
1
,
水田 喜美子
1
,
小島 靖郞
1
,
築山 規子
1
1名大眼科
pp.442-444
発行日 1955年3月15日
Published Date 1955/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202161
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最近,「高血圧症」に於いて,眼底所見に加えて,眼底血圧が重要視されて来た。内科を始め各科よりかゝる検査を要望されることは,日増しに多くなる現状である。従つて,血圧降下剤の効果判定も眼底血圧の面から検討してみることも重要なことである。
ローウオルフイア・セルペンチナ製剤の網膜中心動脈圧への影響を述べたものを見ない。幸,大日本製藥「エガリン」の提供があり,試用して成績を得たので発表する。
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