Japanese
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臨床実験
先天性無虹彩症(不全型)のコンタクトレズによる治療
An Application of Contactlens for Aniridia
野寄 達司
1
,
曲谷 久雄
1
1順天堂医大眼科
pp.1017-1018
発行日 1954年10月15日
Published Date 1954/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202002
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従来,先天性無虹彩症,虹彩欠損,白児等虹彩に変化を有する先天異常には確実な治療法はなく,僅かに塩化金による染色,入墨又は保護眼鏡の使用等が行われているにすぎない。これらの瞳孔又は虹彩の色の異常を矯正する為に,虹彩色付コンタクトレンズを用いて,瞳孔を正円正常大にすることは,最良の方法である。この方法に就いては佐藤勉教授が臨牀眼科(第6巻,第517頁,昭27年)に発表して居られる。
筆者等は最近先天性無虹彩症(不全型)の患者に,本法を応用して,良好な結果を得たので,茲に報告する。
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