Japanese
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臨床実験
緑内障虹彩切除の効果
On the statistic consideration of the antiglaucomatous Iridectomy Graefe
中村 陽
1
1日本医大眼科
pp.586-587
発行日 1954年5月15日
Published Date 1954/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201870
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1856年にGraefeが緑内障の減圧手術として虹彩切除に成功して以来約100年の年月が経過し,この間にも種々の術式が考案され各自の経験に照らし各病型に適応の選択が提唱されているが,このことに就ては暫らく措いて,私は当,日本医大第一医院眼科に於ける昭和22年より昭和27年迄の6力年間の原発性緑内障に対する虹彩根部切除術症例中,記載の明らかなもの89例の術前術後成績を集計し,その効果の意味づけに就て考按する所があつたので報告する。
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