Japanese
English
連載 緑内障手術手技・13
周辺虹彩切除術
Peripheral iridectomy
黒田 真一郎
1
Shin-ichiro Kuroda
1
1永田眼科
pp.1140-1144
発行日 2004年7月15日
Published Date 2004/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100633
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セッティング
ベッド・顕微鏡
基本的に周辺虹彩切除術(peripheral iridectomy:PI)は上方からのアプローチとなるため,ベッド,顕微鏡のセットは他の緑内障手術の上方アプローチの場合と同様に考えればよい。術野が確認しやすいように,やや顎を下げぎみに調節する。
制御糸
他の上方アプローチの緑内障手術の場合と同様,制御糸は上直筋付着部へかけ,開瞼器の上から手前に引き,眼球を下転させる(筋付着部へ制御糸を掛ける場合は,患者に下転してもらった状態で,血管の走行などから結膜を通して筋付着部を確認し,この部位を有鉤鑷子でつかみ,鑷子の下に針を通すようにすると確実である)。
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