臨床實驗
井上氏鉤の研究(第4篇)—井上氏鉤の構成/井上氏鉤の研究(第5篇)—井上氏鉤の對比關係(1)
川田 榮二
1
1豐川市民病院
pp.359-366
発行日 1953年5月15日
Published Date 1953/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201484
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井上氏鉤を構成する諸要素の中視標となり得るものに次の如きものが考えられる。鉤の切目の両端に於ける2圓點(直徑は鉤の線の巾と同じ),鉤の四隅に於ける4圓點,鉤の相對應する2平行線,鉤の切目の両端と之に相對する邊の中央とを結んだV字型等の4種視標である。之等4種視標と井上氏鉤,ラ氏環,石原氏片假名及中村氏平假名視標との相互關係を検査したもので其成績を報告する。
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