臨床實驗
高度なる膜状瞳孔膜遺殘除去施行症例
太田 德士
1
1東京醫科大學病院眼科
pp.561-563
発行日 1952年7月15日
Published Date 1952/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201221
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胎生期に存する瞳孔膜が膜状瞳孔膜遣殘として成人になつても尚存在せる報告は可成り多いが,此の手術施行例は少い。最近私は兩眼の高度なる膜状瞳孔膜遺殘症例に遭遇し,除去手術を施行した結果,視力の向上,一眼多視症の消失,又,或る程度の美容上の目的を達成し得たので茲に報告する次第である。
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