臨床實驗
ビタミンA眼局所應用—油性點眼劑について
齋藤 俊夫
1
,
吉野 みづら
1
,
谷口 幸次郞
1
1名大眼科
pp.564-566
発行日 1952年7月15日
Published Date 1952/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201223
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緒言
最近各種新藥の出現により,眼科方面の使用藥も一大變貌を來して,殊に眼科の如く局所點眼という形式で單味に投與する必要が多いので,陳舊なる藥劑は忘れられてゆく傾向にある。〔愛知縣眼科醫師會制定一眼科常備藥一參照〕
然し外來診療に於て,座右の點眼藥として古來重寳なるものは,假令ペニシリンやテラマイシン等を使用し乍らも,必しも捨てられるものではなく,その一つにビタミンA劑がある。
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