臨床實驗
先天性鎌状網膜剥離の1例
濱田 尚子
1
1名大環研萩野研究室
pp.718-719
発行日 1951年11月15日
Published Date 1951/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200982
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緒言
先天性鎌状網膜剥離は1934年にWeveが,Ablatio faltiformis congenitaとして,又はMannが,Congenital retinal foldの名前で殆ど時を同じくして獨立した1つの先天性眼疾患であるとして報告している。其後多くの學者が新たな見解を持つて本疾患を注目し始め,本邦に於ても既に數10例の報告がある。最近外來に當症例を得たので報告する。
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